【メーカー別】ご自宅テレビの電波の調べ方
目次
ある日テレビを見ていると、急に画面が真っ暗になったり、見ていた番組がモザイク状態になってしまった経験はありませんか?
それでも、実際に電波の状態を確認してみても、結局どこを確認していいかが分からず原因が不透明な状態になってしまいます。
また、受信レベルが下がっていることは分かるが、根本的に何をどうすれば良いかが分からないといったこともあるのではないでしょうか。
いずれにしてもテレビの不具合は“受信電波の低下”が原因と考えられます。
そこで今回は、なぜテレビの電波が下がってしまうのか、ご自宅のテレビ画面で電波の受信状況を確認する方法、そして受信が下がった時の対処法をご説明していきたいと思います。
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テレビの電波が下がってしまう2つのパターン
そもそもなぜ受信レベルが低下してしまうのでしょうか。
ここでは、なぜ受信レベルが低下してしまうのか2つのパターンに分けてご説明していきたいと思います。
ケース1 アンテナ自体の不具合による受信レベルの低下
1つ目に考えられるパターンとしてあげられるのは、アンテナ自体の不具合によるものです。
アンテナの不具合とは以下のものが挙げられます。
・強風でアンテナの向きが変わった
・悪天候の影響でアンテナが曲がった
・アンテナの支柱が劣化している
ケース2 障害物による受信レベルの低下
2つ目に考えられるのは、アンテナ以外の環境によるものです。
・電波の受信レベルが低下するような悪天候(大雨)である
・周囲に電波を遮るようなマンションが建設された
・木々が生い茂っている
メーカーごとの調べ方
ここからは、メーカーごとにアンテナレベルを確認する方法をまとめています。
それぞれ使用しているテレビのメーカーを確認し、ここに記載されている手順にそってアンテナレベルをご確認ください。(受信強度(アンテナレベル)とは、各メーカーが安定してテレビを視聴できるレベルを数値化・色分けしたものです。)
SHARP(シャープ)ーAQUOS(アクオス)(受信強度目安:60以上)
①リモコンで、受信強度を確認する「放送の種類」と「チャンネル」を押す
②放送の種類は、[地上D/地上]、[BS]、[CS]ボタンから選択します。
③リモコンの[ホーム]ボタンを押し、ホームメニュー画面を表示する
④リモコンのカーソルボタン(上下左右)を押して、「設定」-「(視聴準備)」-「テレビ放送設定」の順に選ぶ
⑤リモコンのカーソルボタン(下)を押して、「アンテナ設定」を選び、[決定]ボタンを押す
⑥[電源・受信強度表示]を選ぶ
⑦画面の下に表示される「現在値」を確認する
(https://jp.sharp/support/aquos/doc/ant_lv3.htmlより参照)
TOSHIBA(東芝)ーREGZA(レグザ)(受信強度目安:22以上)
①スタートメニューボタンを押し、「放送受信設定」→「地上デジタル設定」→「アンテナの設定」の順に選び、「決定」ボタンを押します。
②「アンテナの設定」画面で入力レベルが「入力値」の数値「22」以上か確認します。
入力値が「22」以上の場合
③「アンテナの設定」画面で入力レベルが「最大感知レベル」以上か確認します。
⇒以上の場合は、「アッテネーター」を選び、「決定」ボタンを押したあと、「切」を選びます。
(https://archived.regza.com/regza/bd_dvd/cs/faq/dbr-z110/answer/faq_receive01.htmより参照)
Panasonic(パナソニック)ーVIERA(ビエラ)(受信強度目安:44以上)
①デジタル放送視聴中にリモコンの[サブメニュー]ボタンを押します。
(「サブメニュー」ボタンがない機種は、「便利機能」ボタンで表示します。)
②「視聴オプション」を選び、リモコンの[決定]ボタンを押します。
③「アンテナレベル」を選び、リモコンの[決定]ボタンを押します。
④「アンテナレベル」が表示されます。
(https://jpn.faq.panasonic.com/app/answers/detail/a_id/43596/~/ビエラのアンテナレベルの目安を知りたより参照)
SONY(ソニー)ーBRAVIA(ブラビア)(受信強度目安:緑色)
①アンテナレベルを確認したいチャンネルにあわせ、リモコンの「ホーム」ボタンを押します。
②[設定]あるいは[設定/その他]>[詳細設定]から[放送受信設定]を選択し、「決定」ボタンを押します。
③アンテナレベルを確認したいチャンネルにより、[地上デジタルアンテナレベル]または[BS/CSデジタルアンテナレベル]を選択し、「決定」ボタンを押します。
④アンテナレベルの画面が表示されます。
緑色の目盛りにアンテナレベルが差し掛かると、よい受信状態です。
(https://knowledge.support.sony.jp/electronics/support/articles/S111027802595より参照)
MITSUBISHI(三菱)ーREAL(リアル)(受信強度目安:50以上)
①地上デジタル放送の映りが悪いチャンネルを選局する
②メニューを押す
③「設定」を選び、決定を押す
④「初期設定」を選び、決定を押す
⑤「放送設置設定」を選び、決定を押す
⑥「受信設定」選び、決定を押す
⑦「地上デジタル」が選ばれているので、そのまま決定を押す
(https://faq01.mitsubishielectric.co.jp/faq/show/5452?category_id=730&site_domain=defaultより参照)
HITACHI(日立)ーWooo(ウー)(受信強度目安:60以上)
①リモコンの「メニュー」ボタンを押す。
②「各種設定」を選択し、決定ボタンを押す。
③「初期設定」を選択し、決定ボタンを押す。
④「受信設定」を選択し、決定ボタンを押す。
⑤「受信設定(地上デジタル)」を選択し、決定ボタンを押す。
⑥「CH合わせ(地域名)」を選択し、決定ボタンを押す。
⑦「受信レベル」にアンテナレベルが表示されます。
(https://av.hitachi.co.jp/tv/qa/general/digital/out_01.html#s0より参照)
受信強度を上げる方法
最後に、もし万が一アンテナレベルが低下してしまった時の対処法をご紹介したいと思います。
方法は大きく分けて“3つ”あり、
・テレビに繋がれているケーブル・端子が絡まっていたり、緩んでいないかを確認
・地上デジタル放送の場合、初期スキャン(視聴できるテレビの放送局を再度設定すること)を行う
・自宅のテレビ付近や屋根裏にあるブースターの電源が切れていないかを確認。アンテナ付近にブースターがある場合は、ご自身で確認せず業者に連絡しましょう。
です。これらを試してみてもアンテナレベルが変わらない場合は、業者に連絡することをオススメします。
アンテナレベルをチェックしよう
いかがでしたでしょうか?この記事ではご自宅の受信レベルの調べ方を解説しました。
アンテナレベルが低下する要因はいくつも存在しており、原因が不透明になってしまうケースがほとんどです。また、定期的なアンテナのメンテナンスはテレビの寿命を伸ばすことにもつながります。定期的に確認するのが良いでしょう。
そしてアンテナレベルが下がってしまった場合、メーカーごとにアンテナレベルの調べ方が異なるので、使用しているテレビを確認の上、この記事を参考にチェックしてみてください。
今回はご自宅のテレビでも調べられる方法をご紹介しましたので、気になる方はぜひ試してみてください。また、テレビ・アンテナに関して気になることがございましたらご気軽に弊社までご相談ください。アンテナテックは24時間365日対応可能です!