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屋根裏にアンテナを設置できるの?屋根裏に設置するメリット・デメリットから設置方法まで解説

皆さんがテレビを視聴する際、必ず必要となってくるのがアンテナの設置になります。そこで皆さんが想像するアンテナは屋根に乗っかっているようなものではありませんか?

しかし、周りを見渡してみると屋根の上にアンテナが付いていない家を見かけることがあります。

「アンテナがなければテレビを視聴することができないのでは?」
と、感じる方もいるのではないでしょうか。

実は、アンテナは屋根だけでなく外壁やベランダ、そして屋根裏にも設置することができるのです。

今回は、屋根裏にアンテナを設置することについて詳しくご説明していきたいと思います。

この記事は、24時間365日対応、実績と安心を与える、テレビ修理専門会社である、アンテナテックが責任を持ってお届けいたします!

アンテナ設置場所の種類

まずは、上記で説明したアンテナの設置場所について軽くご説明していきたいと思います。


・屋根の上
・外壁
・ベランダ
・屋根裏


大きく分けて4つのパターンがあります。

“屋根の上”はごく一般的な設置場所です。高所である為、遮蔽物も少なく電波を安定して受信することができます。しかし、基本的に屋外に放置されている状態であるため、大雨や強風というような天候の被害を受ける恐れがあります。

“外壁”は自宅の景観を守りたいという方にオススメです。基本的に外壁に設置する場合、デザインアンテナというコンパクトなアンテナを使用します。外壁ということで、天候の影響も少ないというメリットがあります。

“ベランダ”は他の設置場所と比べ、屋根に登ったり、壁に穴を開ける必要もないため、設置が簡単でご自身でアンテナを設置できる場合があります。また、ベランダも外壁と同じく、天候の影響が少ない設置場所です。

“屋根裏”はこれから詳しくお教えします!

屋根裏に設置をするメリット・デメリット

早速屋根裏に設置することのメリットとデメリットを解説していきます。

屋根裏設置のメリット

①設置したアンテナが長持ちする

アンテナの寿命は、大雨や強風といった天候の影響による経年劣化に左右されます。屋根裏に設置することで天候の影響を受けず、経年劣化を防ぐメリットがあります。また、風で倒れるリスクが少ないため、倒壊の心配が少ないとも言えます。

②天候の影響を全く受けない

屋根裏に設置するということは、もちろん自宅の屋根の内側にアンテナがあるわけですから、一切天候の影響を受けません。①でも述べたように、アンテナは大雨や強風といった天候の影響で寿命が左右されます。そのため、天候の影響を全く受けないということが屋根裏設置のメリットであるといえます。

③自宅を傷つけない

アンテナは基本的に設置する際、ネジやビス、ボルトなどを用いて固定させます。そのため、自宅に穴を開ける必要があります。また、その施工によって雨漏りを発生させるリスクを伴ってしまいます。それに対して、屋根裏では外壁に穴を開け外壁に傷を付けることなくアンテナを設置することができます。

④自宅の景観を崩さない

自宅の景観を崩さないこともメリットの一つです。屋根の上やベランダにアンテナを設置すると外から自宅を見た時に、どうしてもアンテナが目についてしまうものです。また野外に設置する際、アンテナを固定させるためにワイヤーを用いて固定するため、場合によっては何本ものワイヤーが自宅から伸びている、という状態になることがあります。屋根裏にアンテナを設置すると、その心配がいりません。

屋根裏設置のデメリット

①電波が安定しない可能性がある

前提として、屋根裏に設置する際きちんと電波を測定し工事するため、そこで低いことが確認できた場合には設置をお断りされます。
屋根裏にアンテナを設置することで、電波が安定しない可能性があります。電波が安定しない原因として、アンテナの向きやケーブルの接触不良、テレビとの距離等が挙げられます。その中に、住んでいる環境というものにも影響され電波が安定しないことがあります。そのため、屋根裏に設置すると自宅の壁が障害物となり、安定して電波を受信することが難しくなる恐れがあります。

②太陽光パネルと共存不可

もう一つは、太陽光パネルがあると屋根裏に設置ができなくなるというデメリットです(反対に、屋根裏にアンテナがあると太陽光パネルが設置できない。)。太陽光パネルの素材が金属でできているため、アンテナが受信する電波を太陽光パネルが遮断してしまうのです。なので、太陽光パネルと屋根裏のアンテナは共存が難しいと言えます。

どのような家が屋根裏に設置をするの?

最後に、どのような家が屋根裏に設置するのか、向いている家のチェック項目を挙げていきたいと思います。

屋根裏設置の条件があります。

✅きちんと屋根裏でも電波が受信できるかどうか?
✅屋根裏に繋がる点検口があるかどうか?
✅屋根裏で工事を行えるスペースがあるかどうか?
✅アンテナ設置に必要な設備が付いているかどうか?

以上の4つが当てはまっていると、屋根裏にアンテナを設置することができるということになります。

きちんと屋根裏でも電波が受信できるかどうか?
⇨こちらは事前に業者が屋根裏にて測定を行い、電波が受信できるかどうかを確認します。測定の結果、受信できないことが確認できた場合には屋根裏に設置することができません。

屋根裏に繋がる点検口があるかどうか?
⇨点検口とは、屋根裏や床下などの配線や配管を確認する為の入り口のことです。その点検口が2階やクローゼットの天井、お風呂(2階)や押し入れの中の天井にある必要があります。業者に依頼する際は、事前に点検口がどこにあるかを確認しておくことをオススメします。

屋根裏で工事を行えるスペースがあるかどうか?
⇨そもそも屋根裏に人が入るスペースがなければ、工事することができません。アンテナを設置する場合(業者・自力問わず)、最低でも1平方メートル(1m×1m)のスペースが必要とされています。それ以上のスペースがなければ業者に依頼してもお断りされることがあります。

アンテナ設置に必要な設備が付いているかどうか?
⇨屋根裏にスペースがあっても設備がついていなければ設置することが難しくなります。設備とは具体的に、「分配器」というアンテナから受信した電波を割り振る役割を持つ設備です。それがあると、屋根裏にアンテナを設置しても、自宅のテレビに電波を割り振ることができ視聴することができます。しかし、屋根裏にない場合、分配器があるところまでケーブルを伸ばす必要がある為、屋根裏の設置をあまりオススメできません

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いかがだったでしょうか。

実はアンテナは屋根裏に設置することができ、屋根上やベランダといったそれ以外の設置場所とは異なるメリットをいくつも持っています。自分の求める理想にあった設置場所を検討しましょう。

そして、屋根裏に設置するためにはやはりいくつか条件があることもまとめました。上記の条件に当てはまるかどうか、ご自身で1度確認してみてください。

また、アンテナによる自宅の景観や傷が気になる方は是非屋根裏への設置をオススメします。

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