これって電波障害?テレビの故障事情を徹底解説!
目次
テレビによる電波障害は基本的に発生するものではありません。しかし、万が一アンテナからテレビ周りの故障ではなく、電波障害の場合の原因や対処方法まで徹底的にお伝えしていますので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
1.テレビ電波障害とは?
テレビにおける電波障害とはテレビアンテナやテレビ機器に異常がないものの、テレビを受信するのに必要な一定の電波を受信することが出来ないことを指します。なので、電波障害が起きた場合では、周辺地域が一帯に映らなくなります。
また、電波を促す装置は規定の技術基準が定められているので、安易に誤作動が起きることは少ないです。なので、電波障害の主な原因は電波を正常に受信できていないことが考えられます。
2.テレビ電波障害の起こる原因3選
電波障害の起こる原因は様々です。ここでは代表的な電波障害の例を3つお伝えしたいと思います。
2-1 電波を遮る建物
1つ目は「電波を遮る建物」です。中高層の建物が建設されると、電波を遮断してしまい従来の受信を行えなくなってしまうことがあります。これを遮蔽障害と呼ばれています。このような電波障害が起きた場合では、自力ではどうにもできないので、業者などへ依頼することをおすすめします。
また、電波障害において1番考えられるのがこの電波を遮る建物の建設ですので、もし、近くに中高層の建物が建設され、テレビが映らなくなった場合はこの原因を最初に考えてみてはいかがでしょうか。
2-2 家庭内家具による障害
2つ目は「家庭内家具による障害」です。ドライヤーや掃除機や電気コタツといった別の電波と入り混じってしまうものでは、電波障害が起こりうることもあります。なので、電波障害?と感じた際には、家庭内家具を確認してみるのもいいでしょう。
2-3 700MHz電波障害の影響を受ける地域
3つ目は「700MHz電波障害の影響を受ける地域」です。一部地域では、スマートフォン等の電波がテレビの電波に障害を起こしてしまう「700MHz電波障害」が発生している地域が現れてきています。
具体的には、700MHz電波障害の起きてしまう地域では、地デジ放送で用いられている電波に近いため、携帯電話基地局の近隣にある建物では、テレビアンテナ周りに用いるブースター(電波増幅器)がテレビアンテナの電波以外も増幅してしまい、電波障害を起こします。詳しくは下記からご確認下さい。
3.テレビ周りの故障?電波障害?見分ける方法
テレビが映らなくなってしまった場合、基本的にはテレビ周りの故障が放送に障害を与えていることが多いです。しかし、なかには電波障害によってテレビ上に映らなくなってしまうこともあります。そこで、代表的な電波障害の際の表示を2つお伝えしたいと思います。
1つ目は「ブロックノイズ」です。ブロックノイズとは、四角いブロック状のものが表示されてしまい、映像が乱れてしまうことです。この状態が続くようであれば、電波障害も考えられます。
2つ目は「画面フリーズ」です。画面が数分経ってもピクとも動かない場合は電波障害も考えられますので、アンテナ業者へ一度依頼してみるのもありでしょう。
4.地方は電波障害が起きやすい
電波障害は都道府県の地域によって起こりやすい傾向があります。電波を受信するのに、遮断してしまう建物が建つことで電波障害を起こすことがあると前述でお伝えしました。しかし、それは建物以外の高く立つ樹木などもその要因の1つに上げられます。そのため、地方の盆地や山岳地域では樹木が多く立ち並ぶ地域では、電波障害が起こりやすいことから地方では電波障害が起きやすいとされています。
5.電波障害が起きてしまったら
いかがでしたか?今回は電波障害について解説を行いました。まとめますと、電波障害は突然起こるものではなく、なにか中高層の建物が建設された際に起こりやすい傾向があるということです。なので、特に自宅周辺で変化もなく、近隣住民の方などが写っていたりする場合はテレビ周りのアンテナやテレビ機器が故障していることが多いに考えられます。
そこで、電波障害なのか、故障なのか不明な場合は1度アンテナ専門業者へ依頼したいと検討されている方は、ぜひアンテナテックへご相談ください。アンテナテックではお客様の声を第一に考えておりますので、”24時間365日いつでも”お客様の対応を行っています。どんな些細なことでも丁寧にお答えさせていただきます。