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アンテナの受信強度が低下した?テレビ電波の正しい方向と調節の仕方を解説

テレビを見るためにはアンテナを設置し、なおかつ正しい方向に角度を合わせなければなりません。

初期設置のときに正しい向きに設置しても、時間が経つといろいろな要因で向きや角度が変わってしまい、テレビが正常に映らなくなります。

そういったときにはどういう対処をすればいいのでしょうか。

この記事では正しい電波の方向の調べ方、アンテナの向き調整の方法などを解説していきます。

この記事は、24時間365日対応、実績と安心を与える、テレビ修理専門会社である、アンテナテックが責任を持ってお届けいたします!

アンテナの正しい向きの調べ方

地上波デジタル放送は、「電波塔」から番組の情報が発信されています。地デジアンテナは住んでいる地域から一番近い電波塔の方角へ向いていれば電波受信が可能です。

魚の骨のような形をした八木式アンテナの場合は、くの字の形をした方ではない方を電波の発信所の方向に向けて設置します。

デザインアンテナの場合は、正面を電波の発信所の方向に向けて設置します。

地デジアンテナは正確に向きを合わせなくても、だいたい合っていれば電波は受信できます。

BSCS放送は衛星から発信される電波をアンテナで受信しています。地域によって多少変わりますが、基本的にはBSCSアンテナの向きは南西方向です。
多少方向がずれていても受信できる地デジアンテナと違い、BSCSアンテナは少しでも向きがずれると電波電波を受信できません。細かな微調整が必要になるため、方向調整する場合には専門業者に依頼した方が確実です。

スマホアプリを使って調べる

電波の方向を調べる方法の1つ目としてアプリを使う方法があります。

Androidの方は「地デジアンテナ調整」というアプリを使えば現在の位置から自宅近くの電波塔の位置を確認できて、正確な方角が分かり、アンテナの角度調整ができます。
自宅から距離が近く、自宅と電波塔との間に電波を遮断しそうな高い建物や樹木がないかを確認してからアンテナの向きを合わせましょう。

iPhone版はないので、その場合はその場合パソコンにGoogle Playから同アプリをインストールするのがオススメです。

総務省のサイト A-PUBで調べる

総務省の公式サイトで近くの電波塔を調べることが可能です。都道府県や郵便番号などを入力して自宅周辺の発信所を調べることができます。

場所によっては電波の発信所が複数設置されているところもあります。地図上では大きいアンテナマークと小さいアンテナマークが表示されますが、テレビの電波を受信する発信所は大きいアンテナマークのある場所です。アンテナの向きを調整する場合には大きいアンテナマークがある方向へ向けましょう。

A-PUB Ι 一般社団法人 放送サービス高度化推進協会

近隣住宅の方角を参考にする

3つめの方法は一番シンプルでご近所さんのアンテナの向きを参考にする方法です。近所であれば同じ電波塔を利用していることが多いです。

八木式アンテナはくの字の形をした方ではない真っ直ぐな棒状の部分を、デザインアンテナは箱の正面側を向いている方向が電波塔がある方向です。それを確認しながら調整していきます。

テレビの電波が低下してしまう要因

そもそもなぜアンテナの受信レベルが低下してしまうのでしょうか。
ここでは、なぜ受信レベルが低下してしまうのか2つのパターンに分けてご説明していきます。

アンテナ自体の不具合による受信レベルの低下

1つ目に考えられるパターンとしてあげられるのは、アンテナ自体の不具合によるものです。
アンテナの不具合とは以下のものが挙げられます。

・強風でアンテナの向きが変わった
・悪天候の影響でアンテナが曲がった
・アンテナの支柱が劣化している

障害物による受信レベルの低下

2つ目に考えられるのは、アンテナ以外の環境によるものです。さまざまな要因で電波が遮られてしまうことが多々あります。

・電波の受信レベルが低下するような悪天候(大雨)である
・周囲に電波を遮るようなマンションが建設された
・木々が生い茂っている

こういった要因によりアンテナの受信レベルが低下してしまいます。そのためアンテナも日頃のメンテナンスが大切になってきます。

アンテナ方向調整の方法

電波塔の方向がわかったら、次は実際にアンテナの方向調整です。各アンテナの調整方法をご紹介します。
アンテナの角度調整はできれば2人以上で行った方がいいでしょう。何かあったときにすぐ対処できますし、テレビがちゃんと映る角度でアンテナを固定するので、役割分担をした方が確実に行えます。

八木式アンテナ

アンテナのくの字ではない棒状の部分を電波塔に向けます。テレビでアンテナレベルが確認できますので、徐々に左右に動かしながら最大値になるところで固定してください。
八木式アンテナは屋根の上にあることが多いでの、作業には最新の注意を払いましょう。慣れない場所での作業なので、業者に依頼することをおすすめします。

デザインアンテナ

デザインアンテナは表面を電波塔のある位置に向けます。固定している金具を外し、少しずつ表面を動かしましょう。テレビでアンテナレベルが確認できますので、最大値になるところで固定してください。
電波を遮るものができた場合は新たに遮るものがない箇所に設置した方がいいかもしれません。その場合は業者に相談してみましょう。

室内アンテナ

室内アンテナも、表面が電波塔に向くように調整します。室内アンテナの種類によっては、向きは関係なく設置場所によって電波の強さが変わる場合もあります。室内アンテナは、基本的に電波が受信しやすい窓際に設置していると思います。こちらもテレビのアンテナレベルを確認しながら場所の移動や向きの調整をしてみてください。

室内アンテナは電波が弱い地域ですとうまく受信できない場合があります。そういった地域の方はブースターの設置や別アンテナへの変更を検討してもいいでしょう。

アンテナの調整を行うときの注意点

ここまで自身でアンテナ調整を行う方法を解説してきましたが、ご自身でアンテナの方向を変えたりするのはあまり行わない方がいいです。
アンテナは屋根の上や普段触らない場所に設置してあります。地デジアンテナの方向調整は素人でも作業はできますが、慣れない屋根の上などの場所での作業となるので、落下したり怪我をするリスクが高いです。またアンテナや部品を落下させて通行人にぶつかったり、屋根を傷つけるリスクもあり、結果的に費用もかかってしまいます。
そのため、屋根の上にあるアンテナの向きを調整したい場合には専門の業者へ依頼しましょう。

専門の知識を持ち、アンテナのことを専門にしているので住宅や周りの環境、電波の状況を鑑みてベストな設置をしてくれます。

もし自分でアンテナ調整を行う場合はアンテナの位置や、道具など十分な準備をしてから臨みましょう。いざ屋根の上に登ってからトラブルに見舞われたら焦って危険が増すので、確認と準備で備えてから作業をしてください。

アンテナの向き調整は想像以上に難しい

いかがでしたか、今回はアンテナの向き調整に焦点を当てて解説しました。
アンテナの電波受信レベルが低下する要因やテレビ電波の方向の調べ方をご紹介したので、ご自身で調べる場合には参考にしてください。

アンテナレベルが低下する要因はいくつも存在しており、原因が不透明になってしまうケースがほとんどです。また、定期的なアンテナのメンテナンスはテレビの寿命を伸ばすことにもつながります。定期的に確認するのが良いでしょう。

テレビアンテナのことでお困りでしたらアンテナテックへご相談ください。

アンテナテックではお客様の声を第一に考えておりますので、”24時間365日いつでも”お客様の対応を行っています。

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